ディレク・ジャーマン、地の果ての希望の庭 現代のアーティストの庭といったらまず頭に浮かぶのは、 イギリスの映像作家ディレク・ジャーマンの プロスペクト・コテージ。 エイズと診断されてから、 ドーバー海峡に面した原子力発電所危険地域にある ダンジェネス村の漁師小屋に移り住み、 死に至るまでの7年間、庭を作って過ごしたそう...
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フランス式庭園、というと 軸線を中心にしたシンメトリーで幾何学的な構成の 整形式庭園(フォーマル・ガーデン)を指し、 フランス整形式庭園とも呼ばれます。 17世紀にフランスの造園家ル・ノートルが 太陽王ルイ14世のために設計した ヴェルサイユ宮殿の庭園などが世界的に知られる代表例です。 フランス式庭園は、 絶対君主制時...
桜も咲いて、本格的な春ですね。 ガーデニング意欲がどんどん上がってくるシーズンです。 写真はマルメゾンの城館の建物の裏中心に広がる ワイルドフラワー・メドウ、ナチュラルな花咲く草原です。 フランス語だとプレリー・フルリ(la prairie fleurie) と呼ばれるメドウ・ガーデンは 大好きなガーデン・アイディアの...
古代ローマ時代の南仏プロヴァンス地方は、 多くのローマ人の植民地が作られていた場所で、 ポン=デュ=ガール(古代ローマの水道橋)や オランジュの円形劇場などの遺跡がたくさんあります。 ということは知っていたのですが、 近所の森のなかで よく見かける石垣や、 いい具合に崩れて苔むした石積みは 一体どうしてそこにあるのだろ...
明るい太陽を感じる春分間近の南仏プロヴァンス地方、 気がつくと、すでに アプリコットやアーモンドの花は終わりかけのようです。 こちらはおそらくアーモンドの木。 そういえばアルル、サン=レミ時代のゴッホの作品にも アーモンドの木が印象的に描かれていました。 日差しはもう眩しいくらい。 夏だったら日光が強すぎて 昼下がりの...
春先の南仏プロヴァンス、 今日はガリッグ(地中海の乾燥地帯の林)の散策にお付き合いください。 ガリッグとは、南フランスの地中海沿岸などの 石灰岩土壌の乾いた地域に育つ林や森のこと。 貧しい土壌と厳しい乾燥に耐える、 木々や草花が独特の風景を織りなしています。 ガリッグの植物というとなんだか特殊な感じがしますが、 実はオ...
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庭園デザイン・庭園文化研究家のHirokoです。美と歴史の国、そして自然豊かなビオ大国でもあるフランスの田舎での庭づくりと、庭園案内、庭園講座を行なっています。庭のある美しい暮らしのヒントをお届けします。
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