かつて画家ゴッホは画題に 南仏の光を求めてプロヴァンスに来たというが、 今もこの土地の太陽の光は特別に感じられる。 森に自生するツゲやセイヨウウバメガシなどの常緑樹は、 日差しが強く乾燥した気候に適応した 小さな照り葉を持つものが多い。 強い光を反射してまるで宝石のように輝く。 または、オークやカエデ類の新緑を透過した...
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ラザニア・ガーデンの春 昨年のロックダウン中に 突如として始まったポタジェ(フランス語で菜園)づくり。 パーマカルチャーのラザニアづくりを採用、 レイズドベッドを作り、 底に敷いたダンボールの上に 落ち葉や枯れ枝を入れたところまでで終わっていましたが、 春になって芝生や雑草も伸びてきて、 芝刈りした緑屑の層も加え、 だ...
ヴァーチャルでヴェルサイユ庭園を散策する 表紙は春たけなわのプチトリアノン、 奥に隠れているのは マリ・アントワネットがフェルゼン伯と 逢瀬を重ねたという愛の神殿です。 現在も、ヴェルサイユの公園はオープンしているものの 宮殿のガーデンは依然閉鎖のままです。 訪れることができないので 昨年のロックダウンの頃の動画をシェ...
スモール・コートヤード・ガーデンはシンプルさが決めて 突然ですが、 ヴェルサイユの我が家の建物の中庭の話を。 パリでもそうですが、 表通りから見ただけではわからないけれど 大きな建物の中に入ると、 コートヤード(中庭)があることが多いです。 広くて立派なのもあれば、 ほんの少しの空間の時もある。 アパルトマンの採光のた...
春を告げる野の花々のグランドカバー スモモが咲き、コブシやモクレン、そしてサクラと 日差しの明るさ暖かさとともに、 春の花木のリレーがどんどん進む春。 空を仰ぐばかりでなく、 足元にも目をやれば 野の小さな花々が、 こちらもどんどん顔を出しています。 表紙の写真は、ガリーの小川のトレイルで見かけた ヒメオドリコソウ(L...
ヴェルサイユのトレイル・ウォーキング 春分も過ぎ、日差しが日々眩しく感じるようになってきました。 気温は低くても、春たけなわです。 スノードロップの次に花盛りだった スモモや早咲きの桜はすでに散ってしまったものも。 フランス整形式庭園の金字塔、 ヴェルサイユ宮殿の庭園、その周りは 森や田園地帯に囲まれています。 ちなみ...
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庭園デザイン・庭園文化研究家のHirokoです。美と歴史の国、そして自然豊かなビオ大国でもあるフランスの田舎での庭づくりと、庭園案内、庭園講座を行なっています。庭のある美しい暮らしのヒントをお届けします。
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