海外の庭めぐり 庭園史 フランス革命後のバガテル公園 さて、王侯貴族の文化華やかりしアンシャン・レジーム(革命前の旧体制)最後の輝きの中で生まれた、小粒ながらも大変贅沢なアルトワ伯のフォリーと庭園(現在のバガテル公園)は、フランス革命により政府に没収されます。ちなみにアルトワ伯は我先にとさっさと亡命し事なきを得ます。 革命後のバガテル、アルトワ伯のフォリーの行方 幸い革命...
海外の庭めぐり ジャルダン・アングロ=シノワイギリス自然風景式庭園歴史文化財庭園アングロ=シノワ庭園 パリのバガテル公園、アルトワ伯のフォリー パリのバガテル公園といえば、1907年から1世紀以上にわたって毎年行われてきた国際バラ新品種の品評会の会場となるバラ園が有名で、バガテルといえばバラ、のイメージが強いです。 関連記事|バガテル公園 パリ、バガテルのバラ園を散策 (2016-06-24 08:00:04) パリ、バガテル公園もう一つのバラ園 (2016-...
ガーデニング インテリアグリーンハウスプランツ観葉植物 初めての観葉植物、オリヅルラン どんなナマケモノにも大丈夫そうな壮健さ 先だっての話題のピレアと同じくらい小さな、隠れたスタートアップチームの一員を紹介します。それは、昔から見慣れた姿だったかもしれない、オリヅルランです。 ランナーの先で育つ子株がオリヅルランの姿に似ていることからこの名前が付いたそうですが、クモにも見えるということで英語だとスパイダ...
ライフスタイル&旅 シトー派修道会ロマネスク建築修道院の庭 シルヴァカンヌ修道院の回廊中庭、プロヴァンス プロヴァンスのシトー派修道院3姉妹 南仏プロヴァンス、エクス・アン・プロヴァンスとアヴィニョンの間に位置するシルヴァカンヌ修道院(Abbaye Silvacane)は、ラベンダー畑で有名なセナンク修道院などと並び、プロヴァンスのシトー派修道院の3姉妹の一員に数えられます。 ◉関連記事|南仏プロヴァンスの夏 ラベンダーの...
海外の庭めぐり ハーブガーデン、ハーブ王の菜園ポタジェ・デュ・ロワポタジェ ポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)便り【2022秋】 秋のポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)から このところ毎日寒くて、ベルサイユも気温が氷点下の朝が何日もありました。 例年に較べても寒さが厳しいようです。植物にとっては寒い冬も必要ですが、エネルギー燃料不足から来る電力不足で強制停電の可能性も噂されている今年の冬、人間としては、あまり寒くなってはつらい。。。 クリスマス(フ...
海外の庭めぐり マリー・アントワネットファブリックフォリー庭園建築 王妃マリー・アントワネットとランブイエ城の庭園 王妃マリー・アントワネットの乳製品加工所 フランスの歴代君主が愛したランブイエの森。狩猟が趣味だったルイ16世もランブイエの森を大変に気に入っており、その治世は革命前のすでに国庫の財政状況が厳しかった時期であったにも関わらず、密かに城と領地を購入してしまいます。 そして王妃が一緒にランブイエを訪れたくなるようにと極秘に...