こちらはルイ14世の大好物だったという桃で その名もヴィーナスの乳房(Téton de Venus): 果実はついていませんでしたが、 石壁に這わせてあると、 葉っぱだけでもなんだか絵画的なワンシーンです。 用の美の魅力を発見 実はこの石壁に秘密があって、よく見てみると、 つぶつぶのテクスチャーがあります。 何だか分か...
パリと近郊の庭の記事一覧
真夏日の王の菜園、今日は気温も38℃まで上がっていました。 このところの猛暑日は温暖化をひしひしと感じさせます。 王の菜園の名物、様々な形のエスパリエ仕立ての洋ナシやリンゴの木々は たたわに実がなって、そろそろ収穫期を迎えるところです。 この春は公園・庭園等もコロナ対策で閉園せざるを得なかったフランスですが、 6月...
空気は冷たいけれど、日差しはすでに春。 ヴェルサイユのパークで春一番に現れる花々は、 スノードロップ(フランス語ではペルス・ネージュといいます)たち。 春を告げる花とされていますが、まさにその通り。 森の所々に群生する姿は、この時期だけの真っ白な絨毯のようです。 スノードロップは日が当たると花が開き、 夜には花が閉じて...
冬の庭も美しい、ヴェルサイユの公園散歩 すっかり暗〜く寒い冬が続くヴェルサイユから。 イル=ド=フランス地方の冬は、 どちらかというとどんよりと雲が垂れ込める、 グレイッシュな感じ。 こちらのグレイッシュトーンの色使いの上手さは この気候から来ているに違いないと、 確信してしまうくらいです。 朝も8時過ぎても日が昇らず...
先日、チュイルリー公園を久しぶりに 駆け足で訪れる機会がありました。 2週間ほど前に放映された日曜美術館のマネ特集の際の 日美旅への協力のためにモネの足跡をたどり、 パリをウロウロしていた途中のことです。 この取材協力でマネに所縁ある パリの中心地を訪ねつつ、改めて認識を確かにしたのが、 画家エドゥアール・マネは、人生...
華やか植栽がステキなリュクサンブール公園 久しぶりのリュクサンブール公園です。 パリに住んでいた頃は 近所だったのでよく訪れていたのですが このところすっかりご無沙汰していました。 パリ左岸の中心なので、 観光客も訪れやすい場所です。 フランス整形式庭園スタイルと イギリス風景式スタイルがミックスされた 代表的なパリの...
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