こちらはルイ14世の大好物だったという桃で その名もヴィーナスの乳房(Téton de Venus): 果実はついていませんでしたが、 石壁に這わせてあると、 葉っぱだけでもなんだか絵画的なワンシーンです。 用の美の魅力を発見 実はこの石壁に秘密があって、よく見てみると、 つぶつぶのテクスチャーがあります。 何だか分か...
フランスの庭の記事一覧
真夏日の王の菜園、今日は気温も38℃まで上がっていました。 このところの猛暑日は温暖化をひしひしと感じさせます。 王の菜園の名物、様々な形のエスパリエ仕立ての洋ナシやリンゴの木々は たたわに実がなって、そろそろ収穫期を迎えるところです。 この春は公園・庭園等もコロナ対策で閉園せざるを得なかったフランスですが、 6月...
フランスの名庭園が集中する地方は? フランスでも庭づくりが特に盛んな地方といえば、 ブルターニュ地方や南フランスのコート・タジュールでしょう。 後者は、地中海を臨む風光明媚、温暖な気候で 19世紀からすでに別荘地として人気が高く 世界のセレブリティが競って別荘を作らせたところです。 お屋敷ができれば当然、それに見合うガ...
フランス式庭園、というと 軸線を中心にしたシンメトリーで幾何学的な構成の 整形式庭園(フォーマル・ガーデン)を指し、 フランス整形式庭園とも呼ばれます。 17世紀にフランスの造園家ル・ノートルが 太陽王ルイ14世のために設計した ヴェルサイユ宮殿の庭園などが世界的に知られる代表例です。 フランス式庭園は、 絶対君主制時...
空気は冷たいけれど、日差しはすでに春。 ヴェルサイユのパークで春一番に現れる花々は、 スノードロップ(フランス語ではペルス・ネージュといいます)たち。 春を告げる花とされていますが、まさにその通り。 森の所々に群生する姿は、この時期だけの真っ白な絨毯のようです。 スノードロップは日が当たると花が開き、 夜には花が閉じて...
ノルマンディー地方の入口、 ジヴェルニーにある印象派の画家モネの庭は パリから1時間半くらい、 がんばれば日帰りできる距離にあります。 画家モネが晩年繰り返し描いた睡蓮の池では 柳の枝が水面近くに枝垂れ、池に架かる橋、 フランス語ではル・ポン・ジャポネ(日本の橋) と呼ばれる太鼓橋は、 季節になるとフジの花で覆われます...
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