そういえばブログに書く機会がなかったのですが、 パリでフランス人向けの日本庭園入門講座を始めて、2年目になります。 日本の庭の話を通じて、自国の文化を異国の言葉で伝えるこのアクティビティは、 自分自身のこれまでの経験やスキルや大切に思うことを一つのかたちにする、貴重な機会になっています。 授業は水曜午後という、かな...
フランス暮らしの風景
自然を愛するフランスの人々の日々の暮らしにある花と緑は、ライフスタイルをより心地よく美しく彩る、大切なパートナー。
ライフスタイル&旅の記事一覧
地中海の庭といっても、あまり聞き馴染みがないかも知れませんが、 南仏やスペイン、イタリアの地中海沿岸や、ギリシャなどの地中海性気候地域には、 日差しや乾燥に強いその土地特有の植物たちが、独特の風景を形作っています。 例えばオリーブの木やタイム、カレープランツなど、 乾いた南の太陽と風を思わせる植物たちのイメージです。 ...
古代ローマ時代の南仏プロヴァンス地方は、 多くのローマ人の植民地が作られていた場所で、 ポン=デュ=ガール(古代ローマの水道橋)や オランジュの円形劇場などの遺跡がたくさんあります。 ということは知っていたのですが、 近所の森のなかで よく見かける石垣や、 いい具合に崩れて苔むした石積みは 一体どうしてそこにあるのだろ...
明るい太陽を感じる春分間近の南仏プロヴァンス地方、 気がつくと、すでに アプリコットやアーモンドの花は終わりかけのようです。 こちらはおそらくアーモンドの木。 そういえばアルル、サン=レミ時代のゴッホの作品にも アーモンドの木が印象的に描かれていました。 日差しはもう眩しいくらい。 夏だったら日光が強すぎて 昼下がりの...
春先の南仏プロヴァンス、 今日はガリッグ(地中海の乾燥地帯の林)の散策にお付き合いください。 ガリッグとは、南フランスの地中海沿岸などの 石灰岩土壌の乾いた地域に育つ林や森のこと。 貧しい土壌と厳しい乾燥に耐える、 木々や草花が独特の風景を織りなしています。 ガリッグの植物というとなんだか特殊な感じがしますが、 実はオ...
ブルターニュのかわいいオーガニック(ビオ)ハーブ・ガーデン フランスではティザンヌと呼ばれ、 昔から日常生活の一部になってきたハーブティー。 先だって、ハーブティーを学ぶワークショップ にお邪魔したラマントベルトのアトリエ訪問の続きです。 まず、無農薬で栽培している 彼らのハーブ・ガーデンとファームを見学します。 曇り...
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