スプリングエフェメラル(spring ephemeral)とは、その可憐さから「春の妖精」とも呼ばれる球根花たち。春先一番に花を咲かせ、夏から秋には枯れて地上からは姿を消しつつ、次の春を待つ野の花たちです。 冬の終わりから早春のこの時期、ベルサイユ宮殿の庭園や公園に現れるスノードロップ(待雪草)は、スプリングエフェメラ...
花と緑の記事一覧
ランジス市場、パリの植木・草花の卸売 パリ郊外南東にあるランジス市場は、フランス人の胃袋とかパリの台所などと呼ばれる卸売市場で、生鮮食品や生花仕入れでよく知られますが、庭木や鉢植えの植物、観葉植物、園芸資材などのコーナーも充実しています。 パリのガーデニング・ショップや造園会社などが仕入れに訪れる場所の一つですが、フラ...
女王陛下の棺の花飾りの逸話 世界が注目したロンドン、ウエストミンスター寺院でのエリザベス2世の葬儀。イギリス王室の威厳と伝統を目の当たりにするこのイベント、中継をご覧になった方も多いのではないかと思います。私自身は旅の途中でリアルタイムで見られなかったのですが、知人に聞いたところによれば、パリでも多くの人々がリアルタイ...
5月1日のミュゲ(スズラン)は幸運を運ぶ花 日本はゴールデンウィークの大型連休真っ最中、いかがお過ごしでしょうか。フランスにはゴールデンウィークはないですが、2週間の学校休みの時期なので、子どもたちとともにバカンスに出かける家族も多く、なんとなくバカンス気分が漂っています。 さて、5月1日メーデーはフランスでも祭日、こ...
ブルーアトラスシーダーの母なる大樹 パリ郊外、ヴァレオールー(Vallée-aux-loupes 直訳するとオオカミ谷、ちょっと怖いけど童話に出てきそうなカワイイ名前とも言える)の樹木園(アルボレトム)は、19世紀に植樹された、歴史的にも興味深い希少な木々が見られる庭園です。 ここで、シダレのブルーアトラスシーダーのび...
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