海外の庭めぐり ポタジェハーブガーデン、ハーブ王の菜園ポタジェ・デュ・ロワ ポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)便り【2022秋】 秋のポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)から このところ毎日寒くて、ベルサイユも気温が氷点下の朝が何日もありました。 例年に較べても寒さが厳しいようです。植物にとっては寒い冬も必要ですが、エネルギー燃料不足から来る電力不足で強制停電の可能性も噂されている今年の冬、人間としては、あまり寒くなってはつらい。。。 クリスマス(フ...
ガーデン&カルチャー フランスの風景 写真家マイケル・ケンナのフランス風景 英国人写真家マイケル・ケンナ 静謐なモノクロの風景写真で知られる、英国人者写真家マイケル・ケンナ(Michael Kenna 1953~ )の名前には、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。日本では北海道に毎年のように何度も訪れてその風景を撮った作品集「HOKKAIDO」もあります。 雪景色の湖畔に佇む一本のミズ...
海外の庭めぐり マリー・アントワネットファブリックフォリー庭園建築 王妃マリー・アントワネットとランブイエ城の庭園 王妃マリー・アントワネットの乳製品加工所 フランスの歴代君主が愛したランブイエの森。狩猟が趣味だったルイ16世もランブイエの森を大変に気に入っており、その治世は革命前のすでに国庫の財政状況が厳しかった時期であったにも関わらず、密かに城と領地を購入してしまいます。 そして王妃が一緒にランブイエを訪れたくなるようにと極秘に...
海外の庭めぐり フランス整形式庭園イギリス風景式庭園マリー・アントワネットジャルダン・アングロ=シノワ ランブイエ城、歴代君主に愛された森と城館と庭園 ランブイエの森と城館 ランブイエ城はパリの南西50kmほどに位置する、14000haの豊かな森に囲まれた城館です。現在では国有林となっているランブイエの森は、ウォーキングや乗馬、サイクリングなどが楽しめるほか、大統領の狩猟が行われる森としても知られています。 というのも、古くから獲物に恵まれた森として定評があるランブイ...
ガーデニング エリザベス2世マートルギンバイカ 女王陛下の庭の花々から、マートルの小枝 女王陛下の棺の花飾りの逸話 世界が注目したロンドン、ウエストミンスター寺院でのエリザベス2世の葬儀。イギリス王室の威厳と伝統を目の当たりにするこのイベント、中継をご覧になった方も多いのではないかと思います。私自身は旅の途中でリアルタイムで見られなかったのですが、知人に聞いたところによれば、パリでも多くの人々がリアルタイ...
海外の庭めぐり フランス整形式庭園フォーマルガーデンパルテールラムズイヤー ヴェルサイユ宮殿・グラントリアノン、秋のパルテール グラントリアノン、2022年のパルテール植栽のテーマは? 今さらながら、ヴェルサイユ宮殿の庭園の特徴は広大であること。それゆえ、離宮であるグラントリアノンまで足を運ぶのには意志の力が必要(笑)だったりしますが、こちらにもしっかり、さまざまな見どころがあります!(なので時間と体力が許す限りぜひ見学した方がいいです。) 特...