海外の庭めぐり ガーデンボタニカルケルト神話 フランス、セグレーズ城のアルボレトム(樹木園)の庭にて[2] 木々の庭園を散策する 庭には欠かせない存在である木々たち。 文化圏それぞれに木々にまつわる意味は様々に異なりますが、 とくに年月を経た大木などは 神聖な存在であることもしばしばです。 そういえば、 日本でも神社でよく古木に注連縄が巻いてあったりしますよね。 たとえばケルトの伝承におけるヨーロッパブナは、 知恵と復活の...
海外の庭めぐり ガーデンフランス庭園 歴史を感じる大木たち〜セグレーズ城のアルボレトム(樹木園) フランス、セグレーズ城のアルボレトム(樹木園)の庭にて このタイトルは一体何?という感じかもしれません。 アルボレトム Arboretumはあまり聞き慣れない響きですが 英仏語で樹木園や、樹木のコレクションそのものを意味します。 今日はパリから南に1時間弱ほど車で走って、 セグレーズ城の広大な庭園の中にある アルボレ...
海外の庭めぐり ガーデンボタニカルフランス エタン・ゴヴェールの初夏 べルサイユのリノベーション・パーク、エタン・ゴヴェール 大変久しぶりの更新となってしまいました。 皆様お元気でお過ごしでしたでしょうか。 楽しみにしてくださっていたみなさま、間があいてしまってごめんなさい! 5月〜6月にかけてフランスは学年末の試験シーズンです。 只今、べルサイユの国立高等造園学校にて研修中ゆえ、 沢...
ガーデニング 画家の庭ガーデナー修行ローズ南仏プロヴァンス 南フランス、プロヴァンスの庭から [05] オールドローズが香るプロヴァンスの庭に ドメーヌ・オルべのガーデンのバラたちは すべてオールドローズです。 花の時期は短くとも、香り高く、 自然な趣のバラが好きなのだと 庭園主のマダムは仰っていました。 邸宅や庭園の装飾は、お父様である アンティミストの画家ピエール・デュバルがデザインしたそうで、 庭の所々を彫像やイ...
ライフスタイル&旅 ガーデナー修行 南フランス、プロヴァンスの庭から [04] バラが咲くプロヴァンスの庭に 南フランス、プロヴァンスのガーデンでいま花盛りなのは アヤメだけではありません。 実はほかより一足早く、バラも咲き始めています。 首をもたれた可憐なカップ咲きや一重のバラ、 元気にぐんぐん広がっていくツルバラたち。 ドメーヌ・ドルべでは、 すべてオールドローズを選んでいるそう。 開花のシ...
ライフスタイル&旅 ガーデナー修行 南フランス、プロヴァンスの庭から [03] アイリス(アヤメ)が咲くプロヴァンスの庭 さあ、ドメーヌ・オルべをご一緒に散策いたしましょう。 正門から邸宅に向かうメインストリートの最初には、 左右対称にイチジクのアーチとアイリスが並ぶ 池のスペースがあります。 イチジクは若葉がちらほらし始めた頃、 いまはアイリスの花盛り。 細長い池が斜めに設えられており、 そのま...