ガーデン&カルチャー フランス整形式庭園ヴェルサイユの庭園案内フォーマルガーデントピアリー トピアリーはなぜ幾何学形なの?【フォーマル・ガーデン】 フォーマル・ガーデンのマストアイテム、トピアリー ヨーロッパのフォーマル・ガーデン(整形式庭園)に不可欠なのがトピアリー、ツゲなどの常緑樹を円錐形や円柱形、さらに様々な幾何学形をに刈り込んだ庭木です。 一年中変わらない彫刻的な姿で、庭園の空間構成を支えるその整った姿形には、抑えたエレガントさがあります。 しかし、樹木ら...
ガーデニング ガーデナー修行パリ植物園ロウバイChimonanthus praecox 目指せガーデナー(ジャルディニエ)、パリ植物園にて① 突然ですが、パリ植物園のジャルダン・アルパンでの ガーデナー(フランス語だとジャルディニエ)修行の様子をお伝えする 新シリーズを始めます! 今日のプログラムは、植込みの一部の再整備。 崩れかかっていたスレート板を組んだ植込みの一部を組み直して、 その横の園路を再整備します。 スレート板は、こちらではよく建物の屋根に使わ...
海外の庭めぐり ランドスケープジャクリーヌ・オスティフランスの都市計画 パリの街づくり、マーチン・ルーサー・キング公園 公園から始まる街づくり 今年2021年7月に完成した10haほどの都市公園マーティン・ルーサー・キング公園の建設が始まったのは、2004年。フランスの造園界を牽引するペイザジスト、ジャクリーヌ・オスティ氏の設計によるもので、パリの北西部の広大な国鉄跡地等を含むクリシー・バティニョール地区再開発計画の中心として作られた公...
ガーデン&カルチャー シャトー・ラ・コスト、プロヴァンスの庭 南仏プロヴァンスのアーティー&ネイチャーなワイナリー シャトー・ラ・コストは、南仏エクス・アン・プロヴァンスとリュベロン国立公園の中間あたりに位置する、200haの広大な敷地に130haのぶどう畑を抱えるオーガニック栽培のワイナリー。安藤忠雄設計のアートセンターを始め、ハイテクなデザインの醸造所はジャン・ヌーベル、フラ...
海外の庭めぐり 歴史的庭園ヴェルサイユ庭園案内、ボスケルノートル 三つの噴水のボスケ ルイ14世とルノートルのコラボレーション 宮殿北側のパルテールを下った位置する、1667年につくられた三つの噴水のボスケは、唯一ルイ14世のアイディアで、造園家ルノートルが設計したものと伝わるボスケです。 王とルノートルの間には、友情とも呼べるような信頼関係が築かれていたと言います。そういえば、並外れた庭園が作られた舞...
海外の庭めぐり 庭園彫刻 ヴェルサイユ庭園の壺型彫刻 ヴェルサイユの庭園彫刻 フォーマル・ガーデンに欠かせない、ヴェルサイユ庭園の要所要所を飾る大理石やブロンズの彫像たち。なかには、オリジナルはすでにルーヴル美術館に所蔵されている作品など、17世紀のフランス美術の名作が幾つも含まれているほどで(その場合庭園に置かれているのはレプリカ作品になります)、さながら野外彫刻美術館...