ル・ノートルのグラン・パルテール アンリ4世が作らせた大運河(グランカナル)の 脇の並木道をずっと宮殿の方へ進んでいくと やがて現れるグラン・パルテール。 パルテール(parterre)とは、 フランス整形式庭園などの装飾花壇(刺繍花壇)のこと。 通常宮殿の建物のすぐ近くに置かれ、 華やかな花の植栽や、ツゲの刈込などで...
海外のガーデン案内
フランス、イギリスをはじめヨーロッパの庭園のご案内です。
海外の庭めぐりの記事一覧
狩猟の館だったフォンテーヌブロー宮殿の庭園、グランカナル フォンテーヌブロー宮殿といえば フランソワ1世の回廊のフランス・マニエリスム装飾などが思い出されます。 12世紀頃に作られた要塞だったところが狩猟の館になり、 歴代のフランス国王に様々な形で愛され、 しばしば住居の場ともなり、時代時代の手が加えられた場所です。 ...
ポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)のボーダー植栽 久しぶりのヴェルサイユは ポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)にやってきました。 今日はちょっと特別で、 歴史的庭園であるポタジェ・デュ・ロワや フランスの他のポタジェを中心にした歴史的庭園についての講義があり、 ポタジェ・デュ・ロワの責任者である アントワンヌ・ヤコブソン氏...
クーランス城の日本庭園 そして、クーランス城にもなぜか 日本庭園があります。 クーランス城の全体をまとめる緑の シンプリシティと鮮やかな対局をなす カラフルな日本庭園は 第一次大戦後に作られたものだそうです。 自然形の曲線でできた池や中島、 モミジやマツなどの樹種を取り入れ、和風っぽくはあるけれど フクシアなどが咲き乱...
木々が織りなす時間の旅を感じる散歩道 クーランス城の考え抜かれた シンプルの極致のごとき緑の散歩道。 手入れの簡易さと、元々の構造に光をあてる、 まさに用の美が実現された空間です。 降り注ぐ気持ちの良い秋の光を浴びながら散策していくと、 出会う、どっしりずっしり大きなプラタナスの木。 こちらも200歳は超えているはず。...
緑のコントラストが美しい泉水巡り 75ヘクタールの広さのクーランス城の庭園には、 14の水源があり、 地形を利用した、水の循環が考えられた 17の泉水が作られています。 城館の周りを中心にしたら40分くらい、 全体の散策で2時間くらいの散歩コースが示されています。 こちらは一番奥の大きな泉水、 藻がたくさん生えていて、...
ただいまメールアドレス登録をいただいた方には、特製「パリの庭さんぽガイドブック」をプレゼントしています。この機会にぜひご登録ください。
このサイトの運営者
庭園デザイン・庭園文化研究家のHirokoです。美と歴史の国、そして自然豊かなビオ大国でもあるフランスの田舎での庭づくりと、庭園案内、庭園講座を行なっています。庭のある美しい暮らしのヒントをお届けします。
ピックアップ
カテゴリー
人気の投稿とページ