現在のグラントリアノン離宮の建物が作られたのは1687年、大げさな宮廷儀礼を逃れてホッと寛いだひとときを過ごすために(宮廷の様々な典礼を作らせた、その王自身も終いにはやっぱり疲れてきた様子です。)ルイ14世が晩年に作らせたものです。設計はジュール=アルドワン・マンサール。 カラーラ産の白大理石とフランスのラングドック地...
ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノン、グラントリアノンの庭園ガイドです。
庭園を囲むパークや街の中にも見所がたくさんあります。ぜひ楽しんでください。
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今日は、造園家パスカル・クリビエ(Pascal Cribier)と ルイ・ベネシュ(Louis Benech)により 近年新たに生まれ変わった歴史的庭園である、 チュイルリー公園をちょっとだけ散策です。 チュイルリー公園はセーヌ河沿い、ルーヴル美術館とコンコルド広場の間をつなぐ、 まさにパリの中心に位置する庭園です。 ...
さりげない実力派、キョウチクトウの魅力 南欧風の植物といえばまずオリーブの木などが思いつきます。他にも色々あるのですが、地味ながら万能な南欧風の花木ということで、キョウチクトウを一押ししてみようかなと思います。 キョウチクトウは毒性があるのですが、比較的丈夫で公害にも強いので、日本でも一般的に方々に植栽されている植物の...
収穫が続く夏のポタジェ 8月15日の聖母昇天祭の祝日を過ぎると、 なんとなく夏の終わりの気配がして来ます。 とはいえ南フランスはまだまだ暑い日が続きますが。。。 さて、ポタジェの様子はというと、 トマトもナスもズッキーニも毎日、毎日どんどん採れ続けています。 こんな感じで見た目はそんなにハンサムじゃないですが、味はめち...
調和のあるジャングル 改めて、伸びやかに繁茂する様々な植物に囲まれる至福の感覚は、 この庭園の最大の魅力ではないかと思います。 そして、それはどこから来るのか、、、 作庭者のジョンストン自身が、自らプランツハンティングに出かけるほどのこだわりのプランツマンであったこと。エキゾチックな植物を適応させることの出来る温暖な気...
南仏の珠玉のボタニカル・ガーデン 南仏コート・ダジュールは、古くから世界中の富裕層を惹きつけるリュクスな別荘地で、美しいヴィラが沢山作られた場所です。そこかしこにブーゲンビリアやヤシの木が茂る緑豊かな景観を作り出す温暖な気候は、新大陸やアジアなど遠方から集めてきた希少な植物を適応させ根付かせるのにも最適だったゆえ、そう...
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庭園デザイン・庭園文化研究家のヒロコです。美と歴史の国、そして自然豊かなビオ大国でもあるフランスから庭だよりを発信。自然と人がともに作る庭のある、美しい暮らしのヒントをお届けします。
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