はじめての観葉植物を選ぶ
さあ、はじめてのマイ観葉植物を手に入れようと決意していざ向かう先は??近所のガーデニングショップ?少し大きめのガーデンセンター?観葉植物類の専門セレクトショップ?最近はインテリアショップなどでも取り扱いがあったりして、部屋に置いたときのイメージも膨らみます。近くに気に入ったショップがない時には、オンラインショップを活用するという手もありますね。
ローカルなガーデニングショップで感じるのは、良心的なお店ならその地域で育てやすいような植物をセレクトをしていることが多く、持ち帰って育てるのにスムーズ、また気軽に質問などしに寄ることもできるので、近所のお気に入りの植物ショップは、ハウスプランツ生活の強い味方になるでしょう。
パリのガーデニング店事情にはまた改めて触れてみようと思いますが、ここでは、では何をどうして選ぶのか、というのを考えてみようと思います。
初心者のための観葉植物(ハウスプランツ)の選び方
まず、丈夫でよく育つ、手入れが簡単な品種、を選ぶのが妥当と思われる方が多いでしょう。
それでもちろん、姿形や色合い、テクスチャーなど、どこか大好きなポイントがあるとさらに良いです。
また、明るい部屋なのか、風通しは確保できるのかなど、その植物を置く部屋の条件を鑑みることも重要です。大抵の観葉植物は室内でも育てられる耐陰性がある品種ですが、その中でも比較的光がたくさん必要なもの、そうでなくとも頑張れるもの、など品種によって性質が異なってきます。
ちなみに、植物の値段はピンキリです。同じ品種の植物でも、小さな苗の状態と10年ものに育った大株では、大分価格に開きが出るのは当然です。すぐに完成されたインテリア効果を狙うのか、あるいはじっくり育てること自体を楽しみたいのか、あるいは単に予算の関係で大きさが決まってくるというのでもありです。
それから、当然ですが、植物は育ちます。成長速度にもそれぞれの違いはありますが、何年もの間には、どんどん背が高くなるものもあれば、葉っぱを更新し続けて、大きさ自体はある一定のところから変わらないものもありますので、成長したらどのくらいの大きさになるのか、というのもチェックポイントです。
あなたが心惹かれる観葉植物を選ぶのが一番大切
ここまで、部屋の日照条件が云々など色々書きましたが、でも一番大切なのは、ハートにピンと来るかどうか、これに尽きると思います。
表紙の写真は一昨日ランジス卸売市場に行った際に、自分用に購入してウキウキになった観葉植物(ハウスプランツ)たち。左から、
・ビカクシダ(コウモリラン)
・フレボディウム・アウレウム(ダイオウウラボシ)
・フィカス・リラータ(カシワバゴムノキ)
ビカクシダはずっと前から大好きなハウスプランツ、フィカス・リラータは先日パリのおしゃれなイタリアンレストランで見かけて良いなと思っていたもの、フレボディウム・アウレウムは店頭で鮮やかな明るい緑とフリフリの葉っぱの形に惹かれて一目惚れ。
3鉢並べてみても、フォルムやテクスチャーのバリエーションがいい感じでバランス取れています。とか言いながら、
結局好きなのを選んでいます。。。
最初から最後まで、これがもしかしたら一番重要なのかも。