プロヴァンス風のガーデンというと、どんな感じが思い浮かぶでしょう?青空に映えるラベンダーやオリーブの木などの植栽?乾いた色合いの敷石?涼やかな噴水の水の音...どれも当てはまりますね。
テラコッタのコンテナーを使ってみる
そんな中でも手っ取り早くプロヴァンス風の雰囲気を醸し出すのにぴったりなのが、大きめのテラコッタのコンテナー(素焼き鉢)かと思います。
基本的には丸型の、できれば壺型っぽい少し変わった形でも良いし、多少の装飾なども入った大型のコンテナーを左右対称に配置する、これだけでも大分それらしい雰囲気が出せるはず。左右対称の配置は、特にプロヴァンス風に限らずとも、整形式庭園(フォーマルガーデン)の基本でもあり、きちんと感を出したい時になどには幅広く使えます。
土の地面にも、石敷きのテラスにも。庭やテラスへの入口、花壇の四隅などのポイントになるところに配置します。階段縁に段々に飾るのもいいですね。
コンテナーの植栽はシンプルが基本
そして、コンテナーの植栽はシンプルが基本です。
スタンダード仕立てのオリーブや、丸く刈り込んだツゲ(ボックスウッド)などは定番中の定番ですが、先ほど見たコンテナーには、ノリウツギと下草の2種が植栽されています。色合いはグリーンから白に絞られていて、あくまでもシンプルシック。
コンテナーの大きさによっては、ゼラニウムや多肉植物などもよさそう。多数品種の寄せ植えではなく、あくまでも潔く、色味は絞っていくのがポイントです。
コンテナーの選び方
そしてコンテナーの選び方としては、明るめのテラコッタ色の、先ほど述べたような、円形をベースにしたシンプルでスタンダードなものは使いやすいです。少々デコラティブに浮き彫り模様などのアクセントがあるもの、またはバリエーションの壺型なども面白いと思います。テラコッタの質感がアンティーク風のシャビーな風合いになっていたりすると最高です。
真新しいテラコッタの鉢の場合、ヨーグルトを塗って野外に置いて、早く古色を出させる、という方法もあるようです。
さて、テラコッタのコンテナー、どこにでも設置できて便利ではありますが、不便な点もあります。それは大型コンテナーを利用する場合、重量がとても重くなることです。土壌と植物が加われば、さらに重くなります。日々場所を移動するものではないのですが、ある程度しっかり場所を決める覚悟が必要。その分、庭やテラスに彫刻を設置するくらいの良い存在感を放ってくれること間違いなしです♪
▼例えば、こんな感じのテラコッタのコンテナーも良さそう☆
テラアスタ リゲール M14号 ≪植木鉢/テラコッタ鉢/大型プランター/アンティーク調≫ 価格:13,200円 |
テラアスタ アダラ L17号 ≪植木鉢/テラコッタ鉢/大型プランター/アンティーク調≫ 価格:17,600円 |
シリンドロ アリーナ 11号 ≪植木鉢/イタリアンテラコッタ鉢/素焼き鉢/イタリア≫ 価格:4,620円 |