ヴェルサイユ・ガーデンウォークが始まりました!
春先から計画していたヴェルサイユのガーデンウォーク、
シーズンが終わる前にはと、
ようやく滑り込みで開催ができました。
午前中はヴェルサイユのパーク・ウォーキングコース、
午後は王の菜園(ポタジェ・デュ・ロワ)の見学コースです。
新たな試みに賛同して参加してくださった
ご参加の皆さまは
さすが見識広く、アンテナが立っていて、
大変楽しく、気持ちよく、
有意義な時間になったことに感謝しつつ、
今日訪れた場所を一部ですがシェアします♩
ヴェルサイユのパーク・ウォーキング コース
ヴェルサイユのパーク・ウォーキングコースでは、
名前の通り、ウォーキング効果や森林浴効果も期待できます。
ヴェルサイユの宮殿や庭園と一体をなす
周りに広がる公園部分を合わせた全体面積は約800ha.
東京ドームにすると約160個分という広大さ。
3万5千本の木が植えられているという敷地では、
よく手入れされた並木道がどこまでも続き、
牧草地や畑や林が広がって、
急にどこかフランスの田舎に来たような錯覚に陥るほどです。
あいにく小雨が時折降ったりもしましたが、
このところ急に進んで来た紅葉、黄葉のカラフルなオータムカラーを楽しむことができたのは、まさにこのタイミングならでは。
フランスで1、2を競う観光名所であるヴェルサイユ宮殿を訪れる方は多いのですが、庭園や、さらにその外側のパークまでゆっくりを足を延ばすケースはそう多くもないようです。
(時間の制約があったり、宮殿と大庭園だけでも一日仕事、相当な気力体力が必要、ということもあるかとは思うのですが。。。)
とはいえ、公園もさすがヴェルサイユ宮殿の敷地の一部だけあり、
どこかロワイヤルな気分が漂います。
落ち葉の絨毯が美しい並木道。
マリ・アントワネットのプチ・トリアノン宮殿の英国風庭園には
様々な樹種が植えられているので、オータムカラーもひときわバリエーション豊かで華やかです。
大運河から宮殿方向に向かうパースペクティブの眺め。
小雨交じりの曇り空に、時々太陽が覗く、というお天気でしたが、
却ってマイナスイオン効果が高かったくらいかも(笑)。
ヴェルサイユで森林浴ができる!?
実は、私は普段から
ヴェルサイユの公園の中を歩いているのですが、
歩いた後、いつも気分が爽やかというか、
なんとなく大変気持ちがよく、
自分自身が整った感じがするなあと感じていました。
ある日、この感覚は、
森林浴と同じだなあとふと気がついたのです。
森林浴では、
森や水辺にあるマイナスイオンや、
木々から出るフィトンチッドに
リラックス効果や、疲労回復効果など
色々な良い作用があり、
生体的調整効果というもので、
例えば血圧の高い人なら下がり、
低い人なら上がるというように、
自然に身体がそれぞれの人に
良い方向に調整されるそうです。
本格的にワイルドな森林まで行かなくても
公園や庭園の散歩などでも
その効果は得られると知り、大変納得したのでした。
ヴェルサイユのガーデンウォークでは、
パリの中の公園とも違う、
広大な世界文化遺産の空間を感じつつ、
大運河沿いの水辺や、草原、並木道、森の中を歩き、
緑の気持ちよさをさらに実感していただけたように思います。
パリから近いのに、
フランスの地方都市に来たかのように
ゆったりと時間が流れる城下町ヴェルサイユと
その庭園や公園、菜園といった
とびきりの緑の空間、
ぜひもっと多くの方に気軽に発見、実感
していただけたらいいなあと思います。
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