ワイルド・フラワー・メドウ wild flower meadow

桜も咲いて、本格的な春ですね。
ガーデニング意欲がどんどん上がってくるシーズンです。

写真はマルメゾンの城館の建物の裏中心に広がる
ワイルドフラワー・メドウ、ナチュラルな花咲く草原です。

フランス語だとプレリー・フルリ(la prairie fleurie)
と呼ばれるメドウ・ガーデンは
大好きなガーデン・アイディアのひとつ。
これは本当にナチュラルな雰囲気の例。
年に1回草刈りをして、あとは自然に任せるような
本当にワイルドなメドウもあれば、
メドウでももちろん
様々な草花の組み合わせができるので、
花々とグラス類で絶妙なデザインが施された
フラワーメドウもあります。

田園風景を切り取ったようなメドウは、
ナチュラルな雰囲気の植栽が好まれるようになってきて、
また生物多様性にとっても好ましいものとして
(蝶々や蜜蜂、昆虫たちに花蜜や住処を提供する)、
様々なガーデンやパークで取り入れられています。

少し前になりますが
2回前のロンドン・オリンピックの時に作られた公園でも
オリンピック・ゴールド・メドウと名付けられた
美しいフラワー・メドウが注目を集めていました。
イギリスのメドウについて書いてある素敵な記事を発見、
こちらでオリンピック・ゴールド・メドウも見られますCLICK!

草原というくらいだから、広い空間に向いていそうですが、
意外と小さな面積でもいけるんじゃないかと思っていて、
これから作る自分の庭にも絶対取り入れようと決めています!

ところで、Covid-19対策のため、
フランスでも先週から全国的に外出禁止、
自宅待機が続いています。
公園や海岸、パリではセーヌ河岸も
人が集まらないようにと閉鎖されてしまっています。
自宅で長い時間を過ごさざるを得ない
この状況を救う人気のアクティビティがまさにガーデニング!

庭やテラスがある友人知人たちは、
外出禁止令とともに、ようやく時間ができたら
ガーデニング頑張るわ!と宣言していて
ちょっと楽しそう。
マイナスがすっかりプラスになっている。
実際には会って話せないから、
電話やメッセージのやり取りですが、
少し庭に出るだけでも、だいぶ気分が変わって
過ごしやすくなる。
普段は忙しくて見逃していた
植物たちの芽吹きを今年はしっかり観察できる、
と、身近な緑の存在は
確実に人を元気づけている。
「緑の力」を実感します。

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