サーペインタイン・ギャラリーのサマー・パビリオン2018

さて、ハイドパークのバラ園に続いて
次のバラ園に行こうかとも思ったのですが、
サーペインタイン池を挟んだ
隣のケンジントンガーデンズまで足を伸ばし、
オープン直後のサマー・パビリオンに立ち寄ります。

サーペインタイン・ギャラリーは
ケンジントンガーデンズの中にある
現代美術の美術館ですが、毎夏、
美術館の目の前に、期間限定の
有望若手建築家デザインの夏のパビリオンが現れます。


14回目となる今年は
メキシコシティをベースに活躍する建築家
フリーダ・エスコベドによる、
メキシコの伝統的な建築様式と
イギリスに特有の素材や歴史を合わせて発想した作品です。

コンクリート素材の瓦を重ねた壁。
ごく当たり前のシンプルな素材が
非常にエレガントに使われている。

なかに入ると中庭仕様の空間には
椅子とテーブルも並び、
カフェのようになっています。
ここでワークショップやナイト・イベントも行われるのだそう。
少し凸型になった天井のミラーの視覚効果が面白い。

また、外側に近い空が開いた場所は
ごく薄い水鏡になっており、
水に映る庭の木々の緑と空で、
こじんまりとした中庭の空間がぐっと広がります。

さらに、
その場に立っただけでは分からないのですが、
この構造物の主軸線は、
グリニッジ天文台を通る全世界の経度の原点である
本初子午線に合わせられているという、凝った仕掛けもあります。

期間限定の夏のパビリオンならではの
遊び心に富んだ実験的かつスタイリッシュな作品、
庭設計にもヒントになりそうな部分がたくさんありそうです。

初夏のロンドン庭巡りはまだ続きますよ〜。
ではまた!

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