クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデン

バラ園巡りの続きを、
さっとドーバー海峡を越えて、
訪れやすいロンドンのバラ園をご紹介。

ロンドンといえば公園。
過密に都市化されている街ながら、
大きな公園、小さなスクエアなどの
グリーンスペースは豊かです。
旅行でも出張でも、ついでにちょっと公園を散歩したら
気分がぐっとリフレッシュすること間違いなし!

こちらはリージェンツ・パーク内の
クイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデンの入口。


門を入るとすぐに広がるバラの植栽。

1932年にオープンした、世界的にも有名なこのバラ園、
オールドローズからイングリッシュローズ、モダンローズと
様々な85種、12000本のバラが植えられているそうです。
それぞれの種類を集める植栽だと、博物館の展示のような、
あるいはちょっと畑のように見えてしまうきらいもあるのですが、
量と質とが圧巻。

入口近くのカーヴした園路に沿って広がる
バラの海の反対側には、池と緑がいっぱいの風景式庭園があります。

橋にはモリモリのフジの葉っぱ。
この感じも素敵ですが、
バラの季節の前には見せ場の一つになっていたことでしょう。

ロンドンの公園に欠かせないリスくんも
もちろん登場です。
そして園路を辿っていくと奥の方のバラコーナーに到着。

大きな円形の敷地をつるバラがつたうフェストンが囲む
クローズドなコーナーです。

このフェストンをつたうバラの感じが
ナチュラルかつゴージャスで大変良いです。
そしてバラ園といえば、記念写真撮影。

こちらの方も実は撮影されているところ。

それにしてもバラのベンチは絵になります♡
全体がここまでバラ園でなくとも
ガーデンの一角にこんなコーナーがあったら
バラの季節にはゴージャスですね。

シンプルな植栽で大量のバラが平面的に植えてあると、
光を確保する点では良いのですが、
若干畑っぽくなってしまわなくもないので
立体構造を上手に取り入れるとポイント高いです。
それと、写真では伝わらないのだけれど、
ローズガーデンの良いところは、ふわりと漂う香りにもあり。

さすがに手入れが大変良くされていて、
花の状態も良かったです。
本当は個別に一つ一つのバラにもフォーカスしたいところですが、
まずは全体的なご紹介まで。

年によって前後はあると思いますが、
こちらクイーン・メアリーズ・ローズ・ガーデンの
バラの見頃は6月前半2週間なのだそう。

ご自宅で寄り添って育てる
バラの開花の嬉しさもさることながら
この季節ならではの
思いっきりバラに囲まれ尽くす
バラ園訪問もまた楽しいと思います。
それではまた!

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