勢いに乗ってバラ園巡りが続きます。
ロンドンのハイドパークといえば
ニューヨークのセントラルパーク的な存在感の老舗公園。
そのなかにもやはり、ローズガーデンがあるのです。
ハイドパークのローズガーデンにも
クィーンメアリーズ・ローズガーデンのような
円形の敷地をフェストンで囲んだ
つるバラの一角がありました。
このスタイルはスタンダードなのだな。
しかしその先の展開は
全然違う雰囲気のしつらいになっているのが面白い。
こちらではバラを種別に植栽するのではなく
バラを多年草を一緒に混植するスタイルで
いわゆるイングリッシュ・ガーデンの代名詞、
コテージ・ガーデンのようです。
草花のカラーやテクスチャーの組み合わせだけは、
すぐ近くに見える部分だけではなく、
遠景の樹木のカラーやテクスチャーも考慮して
構成されているのが、目に心地よいです。
夏らしい勢いに満ちた植物たち。
公園のなかという立地の良いところは
緑の芝生や木々に囲まれた広い空間が背景になっていることで
バラや多年草のナチュラルかつ華やかな植栽が映えます。
緩やかな曲線の遠路は2名が並んで通れるほど、
繁茂する植物をすぐそばに感じながら進む
身体感覚としては、アンティームなスケールです。
植栽の変化に富んでいて、組み合わせにより
雰囲気もだいぶ変わります。
そして印象的だったのが
さらに外側の園路とバラ園の境目に設えられた長いパーゴラ。
バラのトンネル、何メートルくらいあったんだんだろう。
ずっとずっと、かなりこれでもかと続くのがまた良かった。
この形のバラ園となったのは1994年、ということは
比較的最近作られているのが、デザインのセンスにも反映されている様子です。
ハイドパークコーナーから公園に入って比較的すぐのエントランスエリア
(といっても全体が広いので少し歩きます。)
に位置することから
来客の到着を告げるホルンをインスピレーションしたデザインなのだそう。
しかし、ここまでの写真だとどこかホルンなの?という
疑問が起こるかもしれません。
そんな時はグーグルマップで上空から見てみると→◎CLICK!
あら、本当にそんな形をしています。
ローズガーデンから少し歩いて行くと、
サーペンタイン池のほとりには
気持ちの良いカフェ&レストランがあって
そちらも休憩におすすめです。
レストランのなかからの眺めも良いですが、
夏はやっぱり水辺のテラス席。
セルフで選ぶおやつコーナー、
テイクアウトしてピクニックお散歩も良さそうです。
1人でも2人でも、3人でももっと大勢でも
思い思いに心地よく楽しく過ごせる
公園ってすごい!と思うのでした。
ではではまた!
*************************************************************
いつもお読みいただきありがとうございます。
ブログ更新の励みになります、
よろしければぜひ、いずれかクリックお願いします♬