ポタジェ・デュ・ロワ(王の菜園)、生きた土で果樹や野菜を育てる
芸術的とも言えるようなたくさんの
エスパリエ仕立ての果樹が栽培されているポタジェ・デュ・ロワ。
農薬の使用をやめ、パーマカルチャーなどからヒントを得て、
自然農法的方法への道を探り日々試行錯誤を重ねる、
まさに実験の場でもあります。
リンゴの木の間、間にローズマリーなどのハーブ類などが混載してあったり。
こちらは洋ナシのエスパリエが続く果樹園部分の一角。
突然草原のようなナチュラルな風景です。
近づいてよくよく見ると、さらにビックリ。
背の高いグラスの草むらの真ん中辺りに
投げ込んである、すっかり腐ったリンゴが見えます。
そしてその手前の低く広がった葉っぱは
どうも見覚えがある......そうです、
なんと大根のはっぱではありませんか。
この一角は洋ナシ用の休耕地。
雑草の繁殖を防ぐために、背の高いグラスなどが植えてあります。
植物の地上の背の高さと根の長さは比例するのだそうで、
つまり、できるだけ土を深く耕すための植物選び。
同様の理由で、大根などの根菜を栽培。
また、収穫に間に合わなかったリンゴや洋ナシは
こうして土の栄養にして自然に還します。
生き物同士の連携プレーを作って
土を生き生きした状態に整えようという草むらなのでした。
ちなみに最初の写真は、収穫の季節が始まったカボチャたちです。
ではではまた!
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それではまた!