秋のマルメゾンの庭園に|ボワ・プレオー公園 [その4]

マルメゾン城の庭園とボワ・プレオー公園

オールドローズのバラ園やモダンローズのバラ園、
ワイルドフラワーの草原や林を含み
マルメゾン城を取り囲む形の庭園は
それでも比較的こじんまりとした印象ですが、
その隣にはぐっと広々としたボワ・プレオー公園があります。
ジョゼフーヌがマルメゾンの領地を広げるために買い足した場所です。

こちらはイギリス風景式庭園のフランス版、
とでも言える様式の庭園で...むむ、これでは
なんのことだか分からなくなってしまいそうですね;;
ヴェルサイユ宮殿の庭園などに代表される、
幾何学的整形式の庭園をフランス式とするのに対して、
その後イギリスで発展する
理想化された自然の風景を再現しようとする
不整形式の庭園をイギリス風景式庭園と呼んだりしますが、
その後このスタイルはフランスでも一世を風靡することになります。

一面の緑に見える木々は、数本ずつの植栽になっていて
理想の自然を目指しているという、
だいぶ手の込んだ自然風景です。
園路を包み込む形になっている樹木の植栽と
なだらかな起伏の地面とが、巧妙に園路を隠しているゆえ、
実際に散策していくと、
思いがけない風景が展開していくような仕組みになっています。


突然現れる水の風景も、庭園の魅力の一つ。
4つの水源から確保された水の流れが
散策路から見え隠れして場面に変化をもたらす
ボワ・プレオーとマルメゾンの庭園の水風景を形作っています。


いつもお読みいただきありがとうございます。
ブログ更新の励みになります、
よろしければぜひ、いずれかクリックお願いします♬

にほんブログ村 インテリアブログ ナチュラルインテリアへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへにほんブログ村 花・園芸ブログ バラ園芸へ

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事