クロ・デュ・ペイロネ、南仏マントンの庭

南仏マントンのプライベート・ガーデン、クロ・デュ・ペイロネ

南フランス、コート・ダジュールは
古くから世界のお金持ちの避暑地だったので
瀟洒な別荘や庭園がたくさん作られてきました。
イタリアとの国境の街マントンは、
いくつもの素晴らしい庭園があることで知られています。

とはいえ時代は移り変わり、
最初に作られた形で残る庭園が少ない中、
クロ・デュ・ペイロネは1915年に作られた当時と
同じファミリーが所有し続けているという希少な
プライベート・ガーデンです。


地中海に臨む傾斜地を利用して作られた庭の中でも
印象的なのが入口に近い池のエリアです。
階段状になった敷地の上の方から
だんだんと水が流れてきて、最後にたどり着くのがこの場所、
そしてその先は地中海へ。


洋ナシ型の吹きガラスのオブジェが印象的。
これは漁師さんが使うものということで
海との繋がりを暗示するものでしょうか。
個性的なアクセントになっています。


池の広場のすぐ下には
マグノリアの大木の下に大きなテーブル。
絵になるばかりでなく、とても気持ちの良い空間です。
ガーデンパーティーにも良さそう。

こちらは今でもオーナーが住んでいるプライベート・ガーデンなので
見学を受け入れていただけた時のみ、公開されます。
現在のオーナーは、植物学に詳しく、
南アフリカの球根植物をコレクションしているのだそうです。

 

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