パリの散歩に人気のマレ地区、国立古文書館にもおしゃれな庭を発見
久しぶりにパリのなかのガーデン散策、ということで
前から気になっていた国立古文書館の庭に行ってみました。
国立古文書館(Archives Nationales)は、
観光スポットとしても人気のマレ地区、
ピカソ美術館やカルナヴァレ美術館などの近くにあります。
何度も何度も前を通り過ぎつつ、
特に用事がなく入ることがなかったのです。
というのも、覗いてみるとこんな様子です。
ありがちな円錐トピアリーと芝生の前庭。
でも、何かちょっと違うかも。
芝生中央の植栽はナチュラル感満載のチョイスです。
そして、
実はこの前庭を抜けて、奥に続く道がありました!
落ち着いた雰囲気の豊かな緑に囲まれた空間が出現します。
誰でも入れる公園なのですが、
どこか瀟洒な邸宅の庭園に招かれたような
そんな雰囲気です。
パリは一足遅く、オルタンシア(アジサイ)の季節ですね。
庭園の中は、
幾つかの少し違う雰囲気のエリアで構成されています。
ワイルドフラワーの草原と、
クラシカルな建築が絶妙なコントラストを成す素敵な風景。
上品かつフレッシュな印象。
これはもしや...と思うとやはり、
フランスで大人気のペイザジスト(ランドスケープ・デザイナー)
ルイ・ベネシュの設計でリノベされたガーデンでした。
こちらは、花は一切植栽せず、
花木の花と緑のグラデーションのみで構成された
休憩用のベンチの並ぶ小道。
ミニマルだけどニュアンスに富んだ、静かな空間。
ちょっと読書でもしてみたくなりますね。
こちらはワイルドな植栽を、整った生垣が取り囲む
古典とナチュラルのせめぎ合う場所。
遠くにハッピィそうなカップルまで写ってしまいましたが、
そんな感じの、花を眺めるくつろぎエリアです。
表通りからは一歩奥に迷い込み、
秘密の庭を発見するような
ちょっと嬉しいガーデン散策です。
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