バガテル公園の修景バラの風景
バガテル公園のバラ園として知られているのは、
広さ17000㎡、1900本、1200種のバラがコレクションされ、
例年バガテル新品種国際バラコンクールの舞台となっている
伝統的なフランス整形式庭園スタイルのバラ園です。
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バガテル公園自体は全体の広さが25haある広い庭園で、
そのなかには実はバラ園がもう一つあります。
中央の広ーい芝生スペースの一角に後から設けられたのが
修景バラのバラ園です。
うーん、だいぶ近づいていますが、
わりと地味な印象です。
敷石のある緩やかなカーブの道に沿って、
こちらもやはり少々博物館の展示のような、
各品種が一定のリズムで並んでいます。
クラシカルなバラ園にくらべて
ナチュラルと言えばいいのかもしれませんが、
それとは若干違うような気もする。。。
真ん中に孔雀が登場。
のどかにお散歩しています。
ちなみに修景バラと呼ばれるのは、手間がかからず広い面積をカバーする
いわばグランドカバー的なバラのこと。
なので
遠くから見るとグリーンのなかに
ほんの少しのカラーの点描のようでしたが、
それぞれ近づけば、さすがにしっかりとしたボリューム。
なかなかに見事な咲きっぷりです。
写真では見えていないのですが、
ベンチも幾つか設えられており、
老夫婦がゆったりと座っていたのが印象的でした。
空に向かって開かれた空間で、
ゆるりと控えめにバラに囲まれてひとときを過ごす、
それもまた良いものです。
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