パリ、バガテル公園もう一つのバラ園

バガテル公園の修景バラの風景

バガテル公園のバラ園として知られているのは、
広さ17000㎡、1900本、1200種のバラがコレクションされ、
例年バガテル新品種国際バラコンクールの舞台となっている
伝統的なフランス整形式庭園スタイルのバラ園です。
[関連記事]パリ、バガテル公園のバラ園

バガテル公園自体は全体の広さが25haある広い庭園で、
そのなかには実はバラ園がもう一つあります。
中央の広ーい芝生スペースの一角に後から設けられたのが
修景バラのバラ園です。
DSC03225
うーん、だいぶ近づいていますが、
わりと地味な印象です。

敷石のある緩やかなカーブの道に沿って、
こちらもやはり少々博物館の展示のような、
各品種が一定のリズムで並んでいます。
クラシカルなバラ園にくらべて
ナチュラルと言えばいいのかもしれませんが、
それとは若干違うような気もする。。。

DSC03244
真ん中に孔雀が登場。
のどかにお散歩しています。

ちなみに修景バラと呼ばれるのは、手間がかからず広い面積をカバーする
いわばグランドカバー的なバラのこと。
DSC03228
なので
遠くから見るとグリーンのなかに
ほんの少しのカラーの点描のようでしたが、
それぞれ近づけば、さすがにしっかりとしたボリューム。
なかなかに見事な咲きっぷりです。
DSC03237

写真では見えていないのですが、
ベンチも幾つか設えられており、
老夫婦がゆったりと座っていたのが印象的でした。
空に向かって開かれた空間で、
ゆるりと控えめにバラに囲まれてひとときを過ごす、
それもまた良いものです。

[関連記事]他のバラの庭へはこちらをクリック→★★★


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