木々の庭園を散策する
庭には欠かせない存在である木々たち。
文化圏それぞれに木々にまつわる意味は様々に異なりますが、
とくに年月を経た大木などは
神聖な存在であることもしばしばです。
そういえば、
日本でも神社でよく古木に注連縄が巻いてあったりしますよね。
たとえばケルトの伝承におけるヨーロッパブナは、
知恵と復活の生き物である蛇と関連があり、
古いものの終焉と新たな始まりを意味している。
また、悪害から保護する力もあるのだそう。
前回すでにご紹介しているのですが、
[関連]フランス、セグレーズ城のアルボレトム
お気に入りなもので、また出しちゃいます。
ヨーロッパブナの大木を下から見上げたところ。
まさに魔法の森の木。
こちらのヨーロッパブナはツインで大きなコクーンのようになっているのです。
この下にいるとたしかに、守られている感じがするかもしれない。
他にもやはりケルト神話でも
そればかりではなくギリシャ、ローマに始まり
他のヨーロッパの伝承においても
神聖な木であるオークやトネリコなど
様々な木々がたくさんありました。
こちらはトネリコの木。
樹皮のテクスチャーも魅力的。
一般的には庭と言えば花、というイメージもありますが、
歴史や神話の世界を感じる木々をめぐる庭園散策も
それは楽しいものです。
ではでは、また!
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