冬枯れの庭、春を告げる花木たち
前回行った時にはなんと休館日で中に入れなかった
ケ・ブランリー美術館のガーデン、
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雨にもマケズ、ようやく観察に行ってきました!
グラス類中心で大きな木も常緑樹も少ないので、
やはりかなり冬枯れな様子です。
グラス類はばっさり剪定されているものも多く、
稲刈り後の田んぼのような雰囲気の場所も。
とはいえ、美術館のコレクションが
アフリカやアジア、南米などの
プリミティブ・アート(原始美術)であることにあわせ、
パリのど真ん中にジャングルは無理だけれど、
ステップ気候の草原がやって来た、ような
コレクションに関連するイメージが浮かびます。
そして、この時期の庭を眺めてみると、
通路のカラーリング等も含め、
赤茶系の建物の色に合わせた全体の色彩の調和が
大変よく分かります。
パリじゃなくて、どこか遠い国のイメージ、のような。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、
咲きかけのマグノリアの木々が
それでも早春であることを告げています。
めちゃくちゃ元気なのは、最初の写真に写っている
ユーフォルビアたち。
建物下の庇の部分に植栽されているユーフォルビアが
どんどん光のある方へ首を伸ばし、
移動している姿が印象的です。
奥の方に見える白いドームのような構造物は
多少唐突な感じもありますが、
屋根がそのまま緑化された丘のようになっているのがポイント。
(そして雨の日には園内雨宿りスポットとして有効!)
そして、手前に半透明な棒のようなものが
幾つか見えると思いますが、
さて、これは一体何でしょうか??
雨に負け、
ゆるゆるとカフェでお茶している間に時間が経ってしまい、
正体が分かりました!
これもアーティストによる作品のひとつで、
光のスペクタクルなのでした!
もっと暗くなるとさらに映えそうです。
そうかこういうことだったのね、と
なんだか納得したのでした。
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