水と南の植物たち、グランド・モスケ・ド・パリの庭
パリのまんなかで
小さいながらも整形式のペルシャ式庭園を見られる
グランド・モスケ・ド・パリのガーデンはなかなか貴重な存在です。
砂漠におけるオアシス、まさに楽園をイメージさせる
ペルシャ式庭園では、水が重要な構成要素となっています。
そして、水とともに人々を癒すのは
南の植物たちの緑でしょう。
シュッと天に伸びる糸杉は
モスクのミナレット(尖塔)のかたちを思わせますが、
このスタイルの庭園には典型的なのだそう。
ココヤシやユッカなども定番です。
西洋ツゲの低い生垣で四角く区切られた植栽の配置は
すべて対称になっています。
冬なので遠目だと全然わからないのですが、
目にも香りにも、
パラダイスを思わせる花の代表格の
バラも多く植えてあります。
ジャスミンなどの香りの植物、フジのつるも発見、
季節にはさぞ美しい光景になるのだろうな。
さてさて、手前の木の葉っぱ、見覚えありますか?
そう、ビワのようです。
楽園には実のなる木々も重要ですからね。
フランスの人たちにとって、
こちらの庭にある植物たちは、
南の風を感じさせるエキゾチックな存在なのだそうです。
ふむふむ、なるほどと納得しつつ、
ビワの葉っぱを発見したりすると、
私にとっては、日本にも親しいものなので、
ちょっと不思議な距離感を感じられて新鮮でした。
ガーデン散策の終わりには、
別の入口から入るモスケのカフェ&レストランへ。
(一番最初の写真です。)
ここではお約束の、
あま~いミントティーをいただきます。
夏はテラス席が気持ち良くておすすめですよ。
クスクスなどの食事のメニューも充実していて、
ちょっとした小旅行気分を味わえます。
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