ウィズリー・ガーデン、クラシックなウォールド・ガーデン
とにかくガーデンの内容が豊富なもので、
タイムアウトでも自分自身が見られなかったところ、
ご紹介できていないところもたくさんあるにもかかわらず、
ウィズリー散策、なんだか長くなっております。
こちらは壁に囲まれたシックなウォールド・ガーデンへの入口。
中は、フォリッジ・ガーデンと呼ばれる、
葉っぱのフォルムやテクスチャーが鑑賞ポイントとなる植物を中心にした植栽の
左右対称の整形式のクラシカルなガーデンです。
壁があると日陰になってしまう!と
すぐ心配になってしまうのですが、
寒い土地では、風が遮られ、日中温められた温度を
壁がより長く保つという効果もあります。
ヤシの木など、南の植物もがんばれるのです。
そして、数分歩くと、また全く別世界が待っているところが
本当にすごいのです。
ウィズリー・ガーデン、野原の散策へ
ガーデンを囲む広い敷地内を流れるウェイ川に並行して、
ガーデン内にも野原と林が広がります。
松ぼっくりの林(大きな針葉樹たちがたくさん)、
その下にはピクニックコーナーがありました。
大きな針葉樹たちに囲まれたピクニックコーナー、
夏は気持ちが良いだろうなぁ。
さらに奥の方まで行ってみると、
素晴らしいヒース(エリカ)のコレクションに出会えます!
ヒースはヘザーやエリカとも呼ばれる
細やかな花をつけるツツジ科の常緑の低木です。
イギリスやアイルランドなどの痩せた土地に生えるのだそうで、
エミリー・ブロンテの「嵐が丘」の館の周りの
丘一面に咲いていたのはヒースです。
強い風にしっかりと耐えられるように、
低く密集したフォルムを作りだします。
ガーデンを散策しながらも、
広い野原にヒースが風に吹かれている、
ワイルドな景色を想像してみたくなりますね。
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