英国人にもっとも愛されている庭のひとつ、ウィズリー・ガーデン
たとえ冬のさなかであろうと、
イギリスに来たらガーデンを見に行かないわけにはいきません!
ということで、
英国王立園芸協会(RHS)が運営する4つの庭園のうちのひとつ、
ウィズリー・ガーデン(RHS Garden Wisley)の偵察です。
そもそもRHSって何?という方もおられるかもしれません。
英国王立園芸協会(RHS)は女王陛下が総裁をつとめる
イギリス最高峰のガーデンニングに関する団体で、
世界最高のガーデンショーと言われる
チェルシー・フラワーショーを主催しているのもRHSです。
入口の大きな建物は19世紀アーツ・アンド・クラフツ様式ですが、
第一次大戦中に、既存の材料を再利用して作られたものなので
比較的新しいものなのだそうです。
小さくなってしまっていますが、
正面左よりの座っているカップルのブロンズ彫刻は
よくよく見ると、イギリスの巨匠ヘンリー・ムーア作品。
さすが格の高い庭園、ガーデン・アートもホンモノ志向ですね。
ウィズリー・ガーデンはロンドン南西郊外にあり、
電車とバスまたはタクシーでもアクセス可能ですが、
若干行きにくいです。
それでも行く価値が、冬でも十分にあると思います!
冬でも大人気のウィズリー・ガーデン
さすが年間入場者100万人以上を誇る
RHSのフラッグシップ・ガーデンだけあって、
ガーデンを訪れるには一番静かな時期にもかかわらず、
エントランスはわりと賑わっている雰囲気。
エントランス前のショップフロント、見学前に一休み?
親子連れやシルバーエイジのカップル、
学校の遠足と思われる子どもたちが、続々と入っていきます。
ベビーカーのお母さんと小さなお子さんや、
おじいちゃまおばあちゃまとお孫さんらしき、
3世代のグループも多く、
とってもファミリー・フレンドリーな雰囲気です。
入口すぐの芝生にはクロッカスが春到来を予告↑
ガーデンとして造園されている部分だけも約7haと本当に広いので、
ゆっくりと散策していこうと思います。
なにとぞお付き合いくださいませ。(次回に続きます!)
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