実現されなかったプロジェクトの展示が面白い
週末です!
いつもはヴェルサイユ通いですが、今日はパリ、
マレ地区のギャラリーに展覧会を見に来ました♬
タイトルは、訳してみると
ジャン・ヌーベル/クロード・パランの来るべきミュージアム展
Jean Nouvel/Claude Parent, musée a venir
galerie Azzedine Alaïa
ガーデンじゃないじゃん、と思われるかたもあるかもですが、
ガーデンと建築は分かちがたく繋がっています。
で、この展覧会の興味深いところは、
ミュージアムの建築プロジェクトの展示なのですが、
なんとどれも実現されなかったものばかり。
いわばお蔵入りで一般の目に触れることがない、
プロジェクトのスタディ、ドローイングや図面、完成イメージ図
などで構成されたレアな展示です。
印象的だった作品のひとつ、ジャン・ヌーベル設計の
ラスコーの洞窟壁画のミュージアムのプロジェクト。
冒頭の写真も同プロジェクトからのイメージ画像ですが、
ラスコーの壁画のある洞窟エリアが
緑に埋もれるように守られて、ミュージアムになっています。
平面図だとこんな感じ。
さすが巨匠たちのプロジェクトだけあって、
プロジェクトのプレゼンテーションの段階で、
すでにリアルなのが印象的でした。
いかにヴィジョンにかたちを与えていくのか、
ガーデンのコンセプト作りやプレゼンテーションも
プロジェクトとしては同じような道筋で作られていくので
大変勉強になります。
ということで、実は展覧会巡りも
ガーデン作りには欠かせないものだったりします。
ではではまた!
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