秋〜冬の庭に、グラスたちが大活躍
グラス類(イネ科の植物たち)は、ボリューム感やシュッとしたグラフィカルな姿、
丈夫さで近年のコンテンポラリーな庭のデザインに大人気。
ヨーロッパの冬は、太陽の光も低く、早い時間から黄昏色になってきますが、
このライティングが黄金色になっているグラス類によく合うのだなぁ。
光の様子が、庭の景観を構成する大切な要素だということがよく分かります。
お月見の習慣はないようですが、
タカノハススキなど、こちらのお庭でもよく見かけます。
こちらは、ベルサイユの香りの庭の小道。
人の背丈位に伸びたススキの傍らを通り抜けます。
街なかの庭だけど、一瞬、草原を通るような気分?になれます。
イギリスでも最近はウインター・ガーデンが人気だそうで、
おすすめのウインター・ガーデン、という記事もあったり。
しかし、立ち枯れた植物の姿そのものを
美的要素として取り込むようになったのは実は近年の傾向で、
以前は冬になると枯れた部分はぜーんぶ刈り取られて次シーズンに備える、
ということが当たり前だった時代もあるそうです。
現在は庭の手入れの方法にしても、植物たちへのアプローチにしても
エコロジカルに、オーガニックにやろうという傾向が目立つようになってきているので
植物にとっても、人にとっても、いい流れが出来てきているように思われます。
ではではまた!
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