フランス珠玉の庭、ノルマンディーにて
お伽話の国への入口のよう...! このガーデンの入口に立った時、
思わずそんなイメージが湧いてきました。
入口のアーチを抜けて、まずは最初のホワイト・ガーデンへ。
ノルマンディー地方は、フランスのガーデン巡りの聖地です
実際、夢の国のような美しいこのガーデンは、ル・ボワ・デ・ムティエ、
ノルマンディー地方、ディエップという港町の近くの高台にあります。
ディエップといえば、印象派の画家たちが海岸を描いた場所でもあります。
イギリスの巨匠、ターナーも何度もディエップを訪れて作品を描いています。
というのも、当時は唯一の海水浴場として発展した街だったので、
英仏海峡を渡って裕福なイギリス人たちがバカンスに訪れる場所でもありました。
ディエップの海岸線と朝焼け
(ちなみに朝夕に見られる、このようなバラ色の風景を
サンチュール・ド・ヴェニュス=ヴィーナスの帯
というのだそうです。素敵な名付けだなぁ、と思いました。)
そして、イギリス人が現れるところ、ガーデンが造られる!ごとく、
高台の方は、素敵なヴィラ&ガーデンが並ぶ別荘地となっていったのです。
ガーデンには様々な歴史文化背景が色濃く反映されています。
そうした背景を知ることも、
それぞれのガーデンをよりよく理解し、
楽しむためのヒントになりますね。
その辺は、美術鑑賞にも共通する愉しみかもしれません。
さあ、ル・ボワ・デ・ムティエのガーデンの散策へ。
次回へ続きますよ〜☆
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