パリの公園散歩、アレーヌ・ド・リュテス

パリの街なかにもローマ遺跡があるのです。

パリの街なか、圧倒的に緑が少ない場所柄ではありますが、
その気になればいつでも、
気軽なガーデン散歩を楽しむことができます。

今日は、ソルボンヌ大学などがある文教地区、
カルチエ・ラタンの一角にあるアレーヌ・ド・リュテスに来てみました。
アレーヌは円形劇場のことで、リュテスは古えのパリの呼称です。
(ちなみに目下改装中のホテル・ルテシアの語源も同じです。
ということで、ちょっと気をつけていると、レストランの名前とか、
色んな所にリュテス、ルテシアという名前を発見できます。)

完全なかたちではないですが、
ローマ時代の円形劇場遺跡が保存され、
周りが公園として整備されています。
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時を経て21世紀、
ローマ時代の円形劇場跡は格好のスポーツ広場として活用されているようですね。

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劇場跡を囲むように上部分に整備された公園は緑がいっぱい。
ここもパリ市民の憩いの場となっています。

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訪れたタイミングでは、
赤や深紫に熟した木の実の色合い、紅葉・黄葉が美しかった。

ガーデンというと、花がないと!となんとなく思ってしまいがちですが、
葉っぱの緑のグラデーションや木の実の色の豊かさで、
花がない時期、草花よりも灌木や樹木を中心に構成されたガーデンも
また違う魅力が楽しめますね。
ちょうど少し傾きかけた黄金味を帯びた光が
ますますの華やかさを添えていました。
それではまた!


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