パリジェンヌが公園で過ごす週末とは？

2015-06-06 2019-10-28

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パリの公園ではいま。。。

パリの街には、エッフェル塔やノートル・ダム大聖堂、ルーブル美術館、オルセー美術館、横綱級の観光名所がめじろ押しなので、わざわざ庭や公園に観光に行くのはかなり珍しいでしょう。

とはいえ、パリにはテュルリー公園やリュクサンブール公園など、観光の合間にお散歩できるお庭や公園が意外とあるんです。
子どもを遊ばせに来た親子連れあり、静かにベンチで読書する人あり、お喋りに没頭する若者あり、二人だけの世界に没頭する恋人たちあり（タダで長居できますから。）...。この辺については後日もう少しちゃんと観察してみたいと思います。

パリの公園、実は格好のランニングコース

そうした場所で、いまや姿が一番目立つのはランナーたちです。
はい、走る人です。
東京でも皇居の周りや代々木公園など、日夜走っている人々がいます。
近年パリでも走っている人が増えました。世界中で増えてるんでしょうか。
パリでは街の中というよりは、セーヌ河沿いの遊歩道や、公園などが絶好のランニング・コースであるようです。

アンドレ・シトロエン公園に行ってみた

パリの公園では一番新しい、20世紀末に著名な建築家や造園家たちが関わって作られた公園です。空に浮かぶ大きな気球が目印で、実際乗ることもできます。

３つの広い敷地で構成された広大な公園のなかには、大噴水や滝などの水の用いた装飾がたくさん。近代的なコンクリートで造成されたサンクンガーデンや、色彩をテーマにした庭、五感の庭、など趣向を凝らしたデザインの庭が連なっていて、結構と楽しめます。

ケ・ブランリーの庭の設計を庭園したジル・クレマンが「動く庭」を作ったところでもあります。
で、写真にはあまり写ってないけど、行き交うのはランニングする人ばかり。
もはやランナーたちの青空ジムです。
キックボクシングの練習をする人や、芝生に一人座って瞑想する女性など、
様々なアクティビティが展開される、さながら青空総合スポーツジムといった感じです。

パリジェンヌも健康志向なのです☆

いつのまにか健康志向になっている、パリジャン、パリジェンヌたち。
しかしながら街なかは石畳で走りにくい。車の往来も危険。
足元にお散歩ワンちゃんの◯◯◯に遭遇する危険もある。
その点、美しく整備された公園や庭園の中を走るのはグッドアイディア。
ということで、いまや週末のパリの公園はランナーたちのサンクチュアリ（聖域）であると実感した日曜の午後でした。

で、私自身はもちろん走るどこか、歩き疲れのヨレヨレ感を癒すべくカフェにてひなたぼっこしながらちょっと一休み。